トップ > 世界の留学生! 外国人留学生編 > センちゃん ページ1
![]() |
中国上海出身のセンちゃんは、2006年に来日し、 現在は、横浜国立大学 教育研究科で、言語文化教育専攻の修士課程の学生さんです。 |

| はじめまして。中国上海出身のセンちゃんです。 2006年に来日し、現在、横浜国立大学 教育研究科で、言語文化教育専攻の修士課程で勉強しています。 |
| 私の生まれ育った上海は中国の経済中心として数多くの外資系銀行、会社を持つアジア有数の“世界金融都会”です。 アヘン戦争の終結とともに上海は開港され、これをきっかけに、外国資本が続々と上海に流入しました。 欧米の金融機関の高層ビルが林立する上海は、1930年代には極東一の大都市として発展し、『東洋のパリ』、『冒険家の楽園』とも呼ばれていました。 今でもこの都会のあちこちに痕跡が残されています。 ゴシック式のカトリック教会、アメリカ風のカフェ、フランス式別荘など数多くの洋館が、上海の歴史を物語っています。 その中で一番有名な場所は『外灘』(外国人の河岸という意味)です。 そこを訪れた人は、何か不思議な感覚になるでしょう。 なぜかというと、欧米の異なる国の様々な建築が混在しているからです。 まるで建築の『万国の博覧会』といった感じです。 そこにある、『フランスのプラタナスの並木道』を散歩していると、1930年代の租界時代にタイムスリップしたような感覚になります。 |
| 日本から飛行機でたった3時間のこのアジアの金融中心都市の上海には、昔から世界各地から人々が集まってきます。 地下鉄の駅には、白人、黒人、異国の顔と言葉が溢れ、あらゆる境界線が存在感を無くします。 このような人ごみの中に身を置くと、異国にいるような不思議な感覚になります。 みんなはお互いに知らない者同士ですが、同じ目標を持っています。 それは『自分の居場所を探し続ける』こと。 ですから、上海という町にいると、知らない人に対しても親近感を抱くようになります。 この町で生まれ育った『上海ベビー』達は、誰でも『本当の自分』と『夢』を見つけるために、『旅に出たい』と思っています。 私もその一人です。 故郷というのは自分が生まれたところだけではなく、自分の本当の居場所があるところだと思います。 『人生は旅の如くである』 古代中国に有名な思想家荘子もこう語っています。 上海におよそ10万人の日本人コミュニティーが形成されている一方、日本にも数多くの外国人が自分探しの旅を続けています。 「人生の意味は何だ」という問題は古くからたくさんの哲学者に探求されましたが、重要なのはもはや意味という最終ゴールではなく、 恐らく旅のような人生のプロセスそのものに意味があるのでしょう。 |
![]() |
![]() |
|
|